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思春期のこどもたち

中学生・高校生世代のこどもたちは、思春期を過ごすなかで様々な課題に直面します。
それらは課題とは言えども、成長の一過程で乗り越える必要のある壁であったり成長の糧となったりと、必ずしもマイナス面ばかりではありません。

「自分とは何者か」「どのように生きていくか」……アイデンティティを確立しようとするなかで自分と向き合い、試行錯誤しながら他者と接していく。どの時代でもこの年代のこどもたちは悩んできたことでしょう。
ただし、昨今の社会環境の変化(スマホの普及、情報の過多、生き方の多様化、SNSなどコミュニケーション手段の変化など)に伴い、その乗り越え方が難しくなっている状況があるかもしれません。

 

加えて男子でも女子でも、大人の身体へ変化のために性ホルモン分泌が始まると精神面でも揺さぶりをかけられるなど、まさに思春期は身体的にも精神面でも嵐のなかを進むような時期となります。
そのなかで特に対人不安や抑うつ気分が現れやすかったり、ストレス負荷に伴って頭痛や腹痛、下痢などのからだの症状が生じたりと、様々な不調に悩まされがちです。

このような時期には子どもを取り巻く学校を始めとした社会環境への適応の問題が現れたり、不登校へ発展したりすることが少なくありません。
そうすると、お子さんご自身やご家族にとって大きなご負担となることでしょう。

 

また、幼小児期には目立たなかった発達特性(個人のなかでの発達のばらつき・凸凹)がこの時期になって明らかになってきたり二次的な精神症状・疾患(不安や抑うつ、適応の問題など)に発展してくることがあるなど、特性ゆえにコミュニケーションの苦手さを持ち、対人関係上の困難に陥りやすいこどもたちにとっては試練の時期と言えます。

 

さらに心理発達面、精神症状以外の問題として、月経痛や月経不順、月経前症候群といった月経関連の症状や疾患は思春期女子の日常生活・社会生活を妨げる大きな要因となります。

 

当クリニックでは児童・思春期の専門外来は設けておりませんが、概ね中学生以上のお子さんのこころの悩み、心身の不調に関するご相談を通常の外来枠のなかでお受けしています。

お子さんがこういった症状にお困りの場合、どうぞお問い合わせください。

 しまうまとりす

ただし親御さんのみが来院されてお子様に関するご相談をされる場合は、家族相談として健康保険外の自費相談となります。
(お子さんご自身が通院されるようになり、通院期間中に必要に応じてご家族が受診される場合は保険診療上の再診となることもあります。詳しくはクリニックへご確認ください。)

また、専門的な心理検査やカウンセリングなどは外部の専門機関へ依頼したり、中学生以上であっても心理発達面で児童精神科専門医の診療が必要と判断された場合は、他院をご紹介させていただくことがあります。

何卒ご承知おきください。

 

なお月経関連の症状に関しては、必要に応じて婦人科での精査・治療を優先していただくこともありますが、当クリニックでは漢方薬による治療をお勧めしています。

小児期から風邪をひきやすいなど虚弱体質である、冷えやすい衣食住の習慣(冷たい飲食物、女子のミニスカートなど…)があるなど、漢方医学的な体質(証)や「養生」不足が月経痛(月経困難症)や月経不順などの月経の問題に関係していることが多いのです。

お子さんでも飲みやすい味の漢方薬から始めたり服用に当たっての工夫をお伝えしたりと、初めてでも抵抗が少なく続けていただけるように配慮しています。

→(参考)漢方薬について

 

 

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