コロナ禍~レジリエンス
久々の更新です(2年ぶり!)。
こちらは昨年の年初に更新するつもりで書きかけていました…。
別に「レジリエンスを築く方法」も書き上げてから公開しようと考えていましたが、このままだと更に来年になってしまいそうなので、若干加筆のうえ上げておきます。
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振り返ってみればまるまる3年間、コロナ禍での生活が続いています。
当初はこの先どうなってしまうのだろうと不安な思いがありましたが、次々にやってくる「第〇波」を何とか乗り越えつつしのぎつつ暮らしてきました。
ただいまは第8波に見舞われていますが、ようやく収束に向かいつつありますね。
それにしても、この間の社会の変わりようには目を見張るものがありました。
災禍のなかで失われるものもあれば、ワクチン技術やリモートワークなど飛躍的に発展したこともあり、人間の適応力は侮れないです。
人によっては、人生のうちで大切な時期が何かしらの形で損なわれたことに対して行き場のない思いを抱いた場面もあったかと想像します。それでも、この数年間を乗り越えたことは必ず糧となるはずです。
そこで、以下「レジリエンス」についてひと言。
~レジリエンス~
心理学に端を発し、最近ではビジネスなど他の分野でもよく耳にする「レジリエンス」という言葉をご存じでしょうか。
もともとは「ストレス」と同様、物理学用語から心理的な用語として用いられるようになりました。
(ストレスも元来「外力を加えることで生じる歪み」という意味です)
弾力、回復力や復元力を意味するものから転じて、「困難な環境・状況にあってもそれらをしなやかに跳ねのけ、適応して回復していく」ことやその力が「レジリエンス」と呼ばれています。
長引くコロナ禍のなか、運動不足で身体はバキバキ(リモートワークの方、要注意です!)、こころも固まっている、なんてことはありませんか?
こころの状態をボールに例えるなら、弾力がなくなりガチガチになったボールが、外力(外から圧力をかけてくるような力=ストレス要因)を真正面から受けて割れやすくなっているようなものです。
からだもこころも適度にストレッチをしてほぐしてあげると、しなやかさが戻ってきます。
ただし、急な負荷には要注意。私自身は無理な運動をしたせいか、肩を痛めました…。
しなやかさを取り戻しレジリエンスを高め、コロナ禍を乗り越えていきたいものですね。
それでも当面は、引き続き日常の感染対策を取りながらの生活となります。
次々と変異株が出現し、症状出現前から感染力を持つやっかいな新型コロナウイルス。
ワクチン接種の恩恵がなければとても「ただの風邪」とは言えない状況です。
特に、何らかの事情でワクチンを接種できない方、まだ十分な回数の接種が済んでいない乳幼児にとってのリスクは高いままです。
4月以降、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の分類が変更となる見込みのようですが、ウイルス自体の性質が変わるわけではありません。
待合室・診察室での感染を防いで患者さん方を守り、院長、スタッフとも健康を維持して診療を止めることなく継続していけるよう、引き続き医療機関としての感染対策は継続していきます。
来院される皆様へは、引き続き感染予防にご協力のほどよろしくお願いいたします。
~感染予防のお願い~
※不織布マスクを正しく装用してください(ウレタンマスクは不可)
※予約時間に合わせてご来院ください(待合室の混雑を防ぐため)
※待合室での私語はお控えください
※(未成年、高齢者を除き)付き添いはご遠慮ください