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自律神経失調症

( 「自律神経の働き」より続く~ こちらもお読みください)

 

身体を緊張状態に傾ける「交感神経」
リラックス状態に導く「副交感神経」
この2種類がバランスを取りながら身体の機能を調整しているのが自律神経系です。
~「自律神経の働き」より抜粋 ~

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過度の緊張やストレスに長くさらされるようなことがあると、常に交感神経の働きが優位となってしまいます。つまり、いつでも「戦うか逃げるか」の臨戦態勢にあるようなものです。

しかし、そういつまでも臨戦態勢を取り続けることはできず、ついには交感神経の機能が疲弊してしまいます。

そうなると、程良い緊張のなかに活動できるはずの日中に副交感神経の方に身体の調整機能が傾く、かと思うと交感神経側に戻る、というようなめまぐるしい変化が起こったり……。
本来ならば仕事を終えて帰宅してほっと一息つき、身体は副交感神経が優位となって心穏やかに過ごして眠りにつくはずの時間帯に、いつまでも交感神経が緊張状態を作っているために眠れない……といったように、自律神経系の働きが乱れてきます。
緊張/リラックスのバランスが崩れた状態です。

このようにバランスが乱れた状態では様々な「自律神経症状」が現れます。
これが「自律神経失調症」です。

 

緊張やストレスだけではなく、季節の変わり目や不規則勤務、夜更かしに伴う生活リズムの乱れなどでも自律神経失調症は起こる可能性があります。

 

季節の変わり目

例えば夏場は、身体が夏の暑さに耐えうるように体温調節をしたり、日が長い環境で日中の活動度合いが高まっていたりと、他の季節に比べて交感神経が優位に働いている時期と言えます。
そこから秋の気配を感じると、冬に向けて今度は寒さに耐えられるような「冬仕様」の自律神経のバランスにシフトしていく必要があります。その過程で自律神経系の失調が起こることがあります。
特に「季節の変わり目」と呼ばれるような春の嵐の時期、梅雨時や秋の台風シーズンは気圧の変動も大きく、それも身体機能の調節を行う自律神経系に負担をかけます。

 

生活リズムの乱れ

また、本来なら交感神経のスイッチをoffにして副交感神経を優位にさせてゆったりリラックスした状態で睡眠をとるべき夜間に働いたり、起きて活動していたりすると自律神経系の失調が起こりえます。

 

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自律神経失調症の症状

 

血管の収縮/拡張や血圧調整に由来する症状

頭痛、めまい、ふらつき、動悸、のぼせ、ほてり など

 

呼吸の調節の不調に由来する症状

息苦しさ、浅く早い呼吸 など

 

体温調整の異常に由来する症状

微熱、冷感、発汗 など

 

消化機能の異常に由来する症状

喉から前胸部にかけてのつまり感、締め付け感、息苦しさ、便秘、下痢、腹痛、腹部膨満感 など

 

精神症状

不安感、抑うつ感、イライラ感 など

 

その他

倦怠感、不眠 など

 

これらは多彩な自律神経症状の可能性があります。いわば身体からの「SOSサイン」かもしれません。

 

※ 自律神経系は身体じゅうすべての器官を支配しているため、上記の分類はあくまでも便宜上わかりやすく記すためのものです

例えば:

★ 血管の収縮 → 筋肉への血流低下 → こわばり → 肩こり → 頭痛

★ 不安 → 交感神経系の興奮 → 浅く速い呼吸 → 血液中の酸素と二酸化炭素のバランスの変化 → 呼吸中枢が刺激され、さらに呼吸数が増える(過呼吸)→ 不安の増幅、頭がぼうっとする、手がしびれるetc.

のように、実際は自律神経失調においては多岐にわたる機能異常が様々な症状として現れたり、症状がさらに別の症状を招いたり増幅させたりすることもあります。

 

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